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American scientist の tennis note アメリカでの研究者としての就職を機に大学卒業後10数年ぶりにテニスを再開したアラフォーが綴るテニス日記です。

mazzaski
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勝つために必須の技術とは何か?

What kind of skill is essential for the victory?
~勝つために必須の技術とはなにか?~



これは、数年前に私が母校のテニス部の後輩に向けて書いた、部誌の投稿記事です日記

最近、コンピューターのファイルを整理していて、ハードディスクの片隅に眠っているのを発見しましたピース

せっかく書いたのに、眠らせとくのはもったいないので、私のブログに投稿したいと思いますスマイル

かなりの長文ですので、お暇なときに読んでいただければと思いますイシシ

私のブログを覘いてくれるテニス愛好家の方々のお役に少しでも立てれば、私は幸せですワハハ

「。。。さて、本題に入りますが、現役生諸君、上に掲げた命題に対して、どのような答えを想い描きますか?サーブですか?フォアハンドストロークですか?ボレーですか?もちろん、どの技術も必要で、とても重要なものです。ですから、皆さんは日々練習し努力してその技術を磨いていることでしょう。しかし、勝つために無くてはならない必須の技術とは、サーブでもフォアハンドストロークでもありません。それは、スマッシュ(smash)です。Smashを辞書で引くと、「敵を撃破する、大敗させる。」などの意味が書いてあります。つまり、スマッシュとは相手を打ち破る、勝つために必須の技術なのです。なぞなぞみたいで申し訳ありませんでしたが、実際、学生レベルにおいても、トーナメントで勝ち上がって行く選手で、よほどいいロブの場合は別にして、ロブをスマッシュで決められない選手はいないはずです。でも、サービスエースを取れない選手や、ストロークエースを取れない選手は少なくないでしょう。それだけ、習得することが必須であり、また、習得することが決して難しくは無い技術なのです。テニスというスポーツは、突き詰めれば、相手コート内にボールを入れた数が多いほうが勝ちのスポーツです。もし、自分が打ったボールをどんな形でも100%相手が返してきたら、相手に勝つことはできません。つまり、相手がボールを返せないショットを少なくとも一つは持っていないと、相手に勝つ事は困難になります。スマッシュが打てない人同士が対戦するとどうなるのか?学生の大会で、体力を消耗したりして、ミスが多くなってきた時などにロブ合戦になってしまうことが多々あります。お互いミスはしたくないし、いいショットで相手を揺さぶっても、結局ロブで元の位置に戻られてチャラにされてしまう。それに、相手がスマッシュを打てないので、ロブを上げても決められることはない。すると、ミスの確立が高いショットをうって、相手を揺さぶることが無駄なので、結局お互いロブを打ち合うことになる...。まさに、泥沼の試合です。私の先輩の女性で、○○戦の時、相手の○大のNo1の選手に、2日間に渡るロブ合戦を制して見事勝ちを収めた方がいました。思わずラリーを数えてみると、長いもので500回を超えていました。その根性、勝ちに対する執念は素晴らしく、今でも尊敬しています。しかし、○○○や個人戦で、このような試合をやり続け、勝ち続けることはやはり困難であると言わざるを得ないでしょう。
では現役生の諸君、特にイレギュラーは、テニスの練習中に一体どれだけの時間をスマッシュ練習に充てているでしょうか?もちろん、一度できるようになってしまえば、それほどスマッシュの技術が落ちるということもないので、多くの時間をかける必要はないかもしれません。でも、上手く打てない、自信が無いという人は、なるべく多くの時間をかけて、できるだけ早く習得すべきだと思います。
 それでは、具体的にどのような練習をすればよいか、私の私見を述べさせて頂きます。参考にして頂ければ幸いです。
 まず、スマッシュという技術を習得するためには、それがどのようなものなのか、分析する必要があります。色々な雑誌等に書いてありますが、スマッシュは、次の2つの要素に分解できます。①相手が打ったロブの落下地点を予測してスマッシュが打てる位置に入る。②ネットより高い位置でボールを捕らえ、相手のコートにボールを叩きつける。この2つがスマッシュの全てです。スマッシュが打てない人、苦手な人は、この二つの要素の少なくとも一つが上手くできていないのです。この二つの要素を分けて練習すること、苦手な方をより重点的に練習することを推奨します。
 それでは、それぞれの要素の練習法を示します。ここに挙げるものが全てではありませんので、自分なりに考えて工夫してみてください。
①の練習法:ラケットを持たずにロブの落下点に入る練習をしましょう。この時、体重を乗せたスマッシュが打てるようになるためには、落下地点よりさらに後ろまで下がらなければなりません。どうすれば、早く後ろに下がれるようになるのでしょうか?人の体は構造上、前向きに動くことは素早くできますが、後ろ向きに素早く動くことはできません。ですから、いかに早く首から下の体の向きを後ろに向けるかがポイントとなります。相手のフォームからロブを予測した時点で、首から下は後ろに向けて後ろに走る準備をしなければなりません。そして、落下地点が予測とずれた時に前への調節は素早くできますが、後ろへの調節はなかなか上手くできませんので、一歩踏み込んで、踏み込んだ足先にボールが落ちてくるぐらいの位置まで下がる練習をしましょう。はじめは落下地点を予測することは難しいと思いますが、繰り返し練習しているうちに、徐々に正しく予測することができるようになるでしょう。
②の練習法:打ちごろのやさしいロブをあげて貰い、相手コートに叩きつけてフェンスを越えさせるぐらいボールを跳ねさせる練習をしましょう。女子の場合はそこまでボールを跳ねさせるのは難しいかもしれませんが、そんなイメージで打って下さい。とにかく、ボールを真下に叩きつけて大きくバウンドさせるのです。ここで注意しなければならないのは、ボールの真上の面を叩くという意識です。真上を強く叩かなければボールは高く弾みません。球出し側は一歩踏み込んで打てるぐらいの浅めのロブを上げてあげましょう。よくスマッシュを打つときに打ち始めるタイミングがわからず、空振りしたりフレームに当ててしまう人を見かけます。このような人は、最初は、完全にラケットを高いところに振り上げた状態でボールを待ち、ラケットを振り下ろすだけのシンプルなうち方で打つ練習をしてください。ラケットを打点から少しだけ高い位置に合わせ、ボールが打点におちてきたらそのまま振り下ろすのです。それでも、上手く手首をかえせば、十分威力のあるショットを打つことができます。そこから徐々にテイクバックを大きくしていけば、いつかフェンスを越えさせるショットが打てるようになるでしょう。
①②の両方が上手くできるようになったら、今度は二つを同時にする練習に切り替えてください。きっと以前と比べ、見違えたようにスマッシュが上手くうてるようになっていることでしょう。その後は、実践形式でやるなど、上手く工夫してください。最終的には狙ったコースねらった深さに打ち分けられることを目指してください。そして、練習で上手く打てるようになったら、ロブが上がったら決して落とさずに全てスマッシュを打つんだという強い意志をもって試合に臨むようにしてください。最後は覚悟と度胸が必要です。がんばってください。。。」

以上ですスマイル

最後までお付き合いいただき有難うございましたカエル
テクニック | 投稿者 mazzaski 16:22 | コメント(0)| トラックバック(0)
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