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American scientist の tennis note アメリカでの研究者としての就職を機に大学卒業後10数年ぶりにテニスを再開したアラフォーが綴るテニス日記です。

mazzaski
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探し物が見つかった?

私は、大学時代バリバリの体育会プレーヤーであったこともあり、ぐりぐりのトップスピナーでした。
フォアはウエスタンブリップでグリグリ、バックは両手打ちでグリグリ。。。でも、両方とも回転ばかりかかってしまい、どうしても安定して力のある深いトップスピンボールが打てず、打ち合っているとつい浅くなる。そこを叩かれて、ネットに詰められる。パッシングショットが一番の武器でしたので、ある程度のレベルまでならネットに詰められても全てパッシングで抜いてしまえるのですが、個人戦の本戦シードレベルになるとアプローチもいいため、全くポイント取れず、ほぼ串団子でしばかれる始末。。。
周りの人間にはもっとボールを押せ押せと言われ、無理やり腕でインパクトの瞬間ボールを押し込むように売っていましたが、センスがないせいか、やはりすぐに浅くなってしまう。。。
そんな、こんなで、結局探し求めた解決法を見つけることができずタイムオーバー。。。就職し、全くテニスができなくなり、10数年経過。。。

そういうこともあって、こちらでテニスを再開したときに、自分にとって一番の目標は、探し物を見つけること。
なにせ10数年のブランクがあるので、どんな打ち方を自分がしていたのかほとんど忘れてしまっていたため、とりあえず、パワフルな外国人と対等に打ち合っているあこがれの錦織選手のショットのものまねから開始。もちろん彼のショットを完全にコピーすることはできないので、エッセンスを抽出し、真似をして壁打ち。彼の特徴は何と言ってもフォアハンドのパワフルなトップスピン。勢いが強いのでまっすぐ飛んで行って、すとんと落ちる。どうやって打ったらあんなにいい球がうてるんだろう。。。
まず、グリップは異様に厚い。フルウェスタンよりもっと厚い。そしてスイングが異様に速い。ひじから先を鞭のように使い体の回転のパワーを見事にボールに伝えている。
ここで、気づいたのは、彼は決してボールを押し出すようには打っていない。。。youtubeでいろんなトッププレーヤーの超スロー映像が見れますが、気付くのは、ボールがラケットに当たってから離れるまでがほとんど一瞬であること。なんだ、ボール押せ押せってよく言われてたけど、押そうと思った時にはボールはもう飛んでってるよ。。。つまり、力のあるボールを打ちたければ、インパクトの一瞬の間にボールにどれだけ力を加えられるかが全てなのです。錦織選手のボールが凄いのは、このインパクトでのラケットのスピードがものすごく速くて、ボールの衝撃に負けずにラケットを振りぬけるから。結局、いいボールを打つために意識するのはボールを押すことではなく、テイクバックやフォロースルーの真似でもなく、インパクトで如何にラケットスピードを上げられ、ボールの衝撃に負けないように振りぬけるか。。。
そこで、フルウエスタンよりも少し厚いグリップで、インパクトでのスイングスピードを意識し、ラケットを押すのではなく、体を中心に回転させて、回転でボールをひっぱたくことでスピードを増すように改良してみました。すると、、、いままで体験したことのないインパクトの感覚が手に伝わり、ものすごい回転量のスピンボールなのにコートの深い位置にボールが入る、そんなボールが打てるようになってきたのです。そして、ただスイングスピードを上げるだけではなく、インパクトの瞬間にボールをラケットの縦軸方向に振りぬくイメージ、つまり真ん中に当てて、ラケットの先へとボールを転がしていくイメージで打つと、よりボールに力が伝えられることが分かってきました。これはフォアもバックも同じことが言えます。まだまだ、安定して同じ軌道、同じ回転で打つことはできませんが、もしかしたら、この異国の地で探し物が見つかったかもしれません。
テクニック | 投稿者 mazzaski 16:35 | コメント(0) | トラックバック(0)